チタンについて
本商品は正真正銘のチタンです。
少量入手の為、1個作るのにキリコも含んだ材料費だけで1000円の単価です。
硬度が高く切削工具の消費も激しい材料ですので材料がなくなり次第、生産終了とします。
焼き色は塗装はなく、熱で酸化した皮膜です。
酸化皮膜が光の屈折により色が付いたように見えるので、油脂が付くとくすんで見えます。
装着時は軍手等をして作業してください。油脂が付着したらブレーキクリーナー等で脱脂すると元の色に戻ります。
(シルバーを除く)
色がくすんだり、色変えしたい場合は、紙ヤスリで表面を研磨して地肌色のシルバーにしてからキャンプ用品のカセットボンベバーナーで焼けばオリジナルのカラーにできます。
チタンTP340C という材質をネットで調べると焼きが入らないと書いてましたが、実際には硬度が上がるようです。
しかしながらクランクケースはアルミの鋳造なので、いくら硬度が上がって割れやすくてもアルミには負けないでしょう。
何度も色替え手直しが可能な板厚を持っております。
シルバーを選ばれると焼入れがされていない素材なので硬度の低い物が届きます。低いといえどアルミ、普通の鉄よりもはるかに硬いのでクランクケースを守る為の硬度と板厚は必要十分の性能を持っております。
こちらであらかじめ表面の研磨をしています。
発送された状態維持は簡単で手で触れても大丈夫、アルミや鉄製となんら変わりありません。
ステンよりも腐食しないので神経質にならずとも維持できます。
しかしシルバーであり、鏡面にはしておりません。
多少の研磨キズはある物とお考えください。
今後、鏡面にしたいとお考えの方は、しっかり調べた上で作業してください。
バフ掛けは熱を生じます。熱で酸化皮膜ができるので専用研磨剤、作業時間、技術が必要になります。
焼き色の手入れについて
1.鮮やかに保つには素手でさわらないようにする。油脂を触れさせない様にする。油脂が付いた場合はブレーキクリーナー等で脱脂する。
2.556等で拭きくすんだ状態で維持する。
(この色はシルバーの取り扱いと変わりありません)
3.再度、表面を研磨して焼き色をつける。
以上、軽量で硬くファッションにも富んだ商品なので皆様のお好きな仕様で堪能して頂ければ幸いです。